「白塚診療所ツバメ日記2002」 医師 井岡大義
●2002年●
昨年5羽の雛を無事巣立たせることができて、結界の力に自信を持ちました。そして今年も結界を張って雛を守ってやることにしましたが、ここで助産婦の清水さんと意見の食い違いが生じました。
清水さんは、ツバメが巣に入ってから張るべきだと主張し、私は巣に入る前から張っておこうと言って、結局巣に入る前に張ることにしました。清水さんは不服げにふくれっつらをしていました。
4月11日
結界をはりました。
いくら待ってもツバメは来てくれませんでした。
5月7日
がっかりしながら結界をはずしました。
清水さんが「来年は、巣に入ってから張りますからね!」と私を非難する目つきをしていました。